MacでEmacsキーバインドを使っていると…
「Googleのサジェスト検索」の候補選択や…
「Finder」の階層移動…
…などでも、「Emacsキーバインドが使えないか?」って考えるようになるのが自然な流れだと思います^^;
上記の例の場合、デフォルトで上下の移動や左右の移動にEmacsキーバインドは使えません。
手段の一つはネットでもちょいちょい見かけるのですが、「BetterTouchTool(以下BTT)」で実現できます…
もりらぼ ども!! 最近カラーピッカーアプリからカラーコード(#FFFFFFとか)を取得する作業がちょいちょい増えてきました…このブログを始めたからだけれど^^;本来カラーコードを取得する場合は… […]
もりらぼ ども!! 個人的にはこのショートカットがMacの快適性を保っていると言っても過言ではありません…[Control(^) + 何かのキー]のショートカット。 も[…]
…上記、写真のように「BTT」を使って[↑][↓][→][←]をそれぞれ定義する訳ですね。
これでやりたいことは実現できているので…
…と、
言いたいところなのですがここからが本題です!!
BTTとAlfredが干渉する…
「BTT」でEmacsキーバインドを定義した場合、少なくとも私の環境では不具合が起こります…
…よりにもよって主力アプリの「Alfred」で!!
…「Alfred」を使わない人は問題ありませんね^^v
「Alfred」で検索をかけて検索結果をEmacsキーバンドで選択(上下移動)すると挙動がおかしくなります。
まともにフォーカスができません…。
Mac御用達ランチャーアプリである「Alfred」は、もちろんEmacsキーバインドに対応するのですが、どうやら「BTT」で定義したEmacsキーバインドと干渉をしている模様です。
「BTT」側でなんとかするべく、あれこれといじってみたのですが私の実力では不可避でした…
…が、
解決策を模索しつつもカーソルキー併用での日々の作業だったのですが、ある時ふとネットで見つけたこちらの記事が解決の糸口となりました…感謝です^^v
⌘英かなで大体は解決!!
名前の通り、左右の[Command(⌘)]キーにそれぞれ「英数/かなの入力ソース切替」を割当てるUSキーボード向きのアプリ。その他、ショートカットの設定もできる。
そもそも「BTT」でなんとか解決する脳でいたので「⌘英かな」でショートカットを定義する発想が私にはありませんでした…インストールしていたのに^^;
もしやと思い足早に設定…
…随分と悩んだのに解決する時は一瞬ですね、なんと「Alfred」に一切干渉しません^^v
…が、
干渉は別の場所で起こりました…
例えば「⌘英かな」で、
[Control(^)+N] を [↓]に定義をすると、
ショートカット(Mac準拠)の、
[⌘+^+N] (選択項目から新規フォルダを作成)の挙動が、
[⌘+↓] (選択項目を開く)と同様になります。
要するに…
>> [⌘+^+N] = [⌘+↓]とMacは判断
まぁこの時点でもやりたいことは実現できてるし深く考えなければ良いかもしれません…
…ただ、
精神衛生上、あまり気持ちの良いものでもないし、別のショートカットを割当てる時に支障をきたすことは請け合いです。
…で、
考えてみたのが次章の解決策です^^v
これでスッキリと解決!!
上記の例から推測すると、「⌘英かな」は定義されたものを上書きの状態で実行していると思われるので…
赤枠部分で[^+⌘+N] を [^+⌘+N]として定義て青枠部分に[^+N] を [↓](Emacsキーバインド)に定義すれば正常な挙動になりました。もちろん[P][F][B]も同様にそれぞれを定義します。
ちなみに、
赤枠と青枠の位置が逆ではダメでした。上から順番に適用されているからですね。
紆余曲折はありましたが、以上で私のやりたいことはとりあえず実現できました…これからは「BTT」と「⌘英かな」を使い分けしていこうと思います。
やっぱりEmacsキーバインドは快適ですね^^v
ありがとうございました^^v